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直木賞 [本]

恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」、面白かったから買おうと思っていたら、本屋大賞にノミネートされた上直木賞を獲得。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷



とても嬉しいコトなんだけれども、賞帯のない初期バージョンで買いたかった。。
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年が明けてひと月。 [本]

去年は茫然とした一年で、何をしたのか考えても、「何も」していないことにちょっと愕然とします。
あの子が居ないお正月準備、伯母が亡くなったので一応「喪中扱い」なので、軽くおせちを買ったくらいでしたが、お餅をついているときに、匂いがすきなのかウロウロするのでケージに入れていて、終わって出してやると飛んできて覗き込む様子が無いのが、四日になって初詣に出かけて、置いていった!と拗ねたあの子が出て来ないのが、いちいち辛いです。
毎年の所用で二泊三日家をあけたときも、帰ってきたら飛びついてくるあの子が居ないのが、寂しく、物足りなく、いちいち寒くなります。

妹の海外赴任で、妹が使っていた大きなソファが、あの子のお気に入りの居場所だった、古いソファに取って代わりました。一つだけ頼み込んでおいて貰った、あの子が一番お気に入りの場所に置いてあった座席だけが、今はすみっこにぽつんとあります。
寒いよー、と抱きつくと、諦めたように私の頬にやわらかい耳を預けるあったかな日だまりが、ありません。リビングに居るのが辛くて、何をするでもなく散乱している自室にこもっていることが多いです。実は去年の最初から変わっていない部分もあります。
でもいい加減に部屋そのものを何とかしなければならないので、片付けるのも、辛い作業になりそうです。

秋頃からまた読めるようになった本ですが、相変わらず積極的に買えません。続けて買っている長編文庫本、例えばビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
も、待っていて買った本ですが、まだ読んでいません。マンガも続編が出ているものは買っているのですが、シリーズ物は読めていないのが多いです。

逆に、乱読型の母が図書館からランダムに借りてきた本のほうが読んでいます。月一冊が精一杯ですが。
先月は、


白蓮自叙伝 荊棘の実

白蓮自叙伝 荊棘の実




これは装幀がとてもきれいで、ついでに村岡花子女史の関係もあって読みました。
(ここ半年村岡先生や白蓮女史についての本がたくさん出ていますね。再版されたものも多くて嬉しいです。)
まさに半生なのでしょうが、激動というより、当時の華族女性の辛さがどういうものか、非常によく分かります。閉鎖的なところで育てられ、家の都合で勝手に養子に出されたり戻されたり、本人が分からないまま振り回されてしまうというのが気の毒で。本腹ではない、というのもあるでしょうが、実際は妾の子でも本腹として育てられることは多かったようですから、自分は夫人の子だと思って育ってきているのに、ひょんなことから妾の子と知って動揺するのもかなしいです。受け容れなければならない夫人の側も気の毒なのですが。どちらにしても、明治以前というか、貴族階級以上というのは、そうやって女性が耐えて、嫡流というのが守られてきたのだろうなと透かし見えたように思います。


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女子高生と空自エリートパイロット。 [本]


塩の街

塩の街



今や人気作家の有川浩さんデビュー作の単行本化された本。
電撃文庫版からはかなり直されているそうなので、買うとしたら角川文庫版かな?
自衛隊三部作の中で、読んだのは「海の底」だけだったんですが、たまたま母が図書館から借りてきた本の山のなかにあったので読んでみました。
現実とファンタジーのミックスが有川さんらしいなと思ったんですが、自衛隊がどうとかいうより、究極に恋愛小説。恋愛小説上手いです。ほんとに。
植物図鑑でハマった私は多分図書館戦争が入り口の人がだいぶ多いと思うので異色かなと思うんですが(そして図書館戦争は読んでない)いつどうやって死ぬかも解らないという極限状態で、人が人を想う心の純粋さと傲慢さ、というようなものが、ライトノベルならではの「キレイな形」で描かれていて、上手いなー、と。これがいわゆる純文だったら泥沼っていうか誰もそんな重い話読みたくない………。
真奈ちゃんのひたむきな可愛らしさと秋庭さんのツンデレぶりが何とも言えない(笑)です。
見事に解りやすくハッピーに終わってるので、予定調和的なところもいいかな。
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久方ぶりに一気読みしました。 [本]

久方ぶりに長編小説を一気読み。

夜の底は柔らかな幻 上

夜の底は柔らかな幻 上




ネクロポリスを思い出す死生観。
興味深いのは、梨木香歩さんや上橋菜穂子さんの作品に出てくる「あちらの世界」と非常に似通っているように感じることかな。

この前の寒い日にバラの冬剪定(というか更新剪定というか)をやってしまったので、鉢バラをひとつ地植えにして、二十年もののそろそろ寿命な地植えバラを鉢にあげてしまおうと土替え用の穴掘り。
うまいこと慣れてくれると良いけど、ここ、バラには最悪だからな………。。
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答えのない自問。 [本]

このブログで、精神的な疾患に関わる吐露と、バラや人形や音楽といった比較的ポピュラーな話題を同居させることに、このところずっと悩んでいました。私の精神的、身体的苦痛や絶望と、庭に咲く花やドールに対する話は、私の中では一緒に在っても、読む方にとっては同じじゃない。バラの写真を見たい人が、重度のメンヘラ(ネット常住者の言うところの精神疾患者)の独白など、読んでも不快なだけだろうし、私としても、アンティークドールやレースといった方面の知人に、たまに書かずにはいられなくなる(吐き出さずにはいられなくなる)心の中の澱を見られるのも、どうなのかな、と。
でも結局、バラも、アンティークものも、ハクの存在さえも、私の精神と身体が壊れなければ、おそらく存在しなかっただろうな、というくらいには、私の中で緊密に連結している。

私はもともと、主流派に属するタイプではないし、どんなにそうしようとしても弾かれて生きてきた。母や妹が、至極簡単に主流、メインストリートを歩くのに対して、私にとって社会とは、居心地の悪いものでしかなかったし、その違和感は、生きていくためになんとかして社会に戻ろう、外に出ようと行動を起こすたびに、手酷く裏切られ、手のひらを返されて、どんどんひどくなっていく。なんとか生きていくためには「象牙の塔」(十分浮世離れしている)にこもるしか手はなかったんだなあ、と、年を追うごとに考えるけれど、私には、結局、それでも一応必要な最小限の社会生活を続けていくだけの精神がなかったんだと思う。もちろん、根本的な研究手法を否定される、という前提さえなければ、もう少し頑張れたかもしれないけれど、空論だろう。
何故、自分はこういう性質になってしまったのか、幼い頃からそうだったのか、考えても埒があかない。なんといっても、母と私は性質が違いすぎて、解釈が違うとこうもものの見方が変わるのか、という笑えることになり、その結果、母は、あんたは楽しかったことは何にも覚えてない、と言う。母にしてみれば、初子の私にこれでもかというくらい気をつけて育てたし、無理をしてでも色々連れて行って「あげた」のに、感謝するべきところを覚えてない、ということらしい。………ポイントが違うだけで、覚えているのは覚えているんだけれど、私にとっては、三日にあげず、ちょっと話しているだけで何かしら言葉尻を引っ掴まれ、こちらが泣くまで(完全に降伏したと認めるまで)責め立てられたことのほうが印象が強い。もちろんこれも、今から考えれば母が悪かったのではなく、私のものの考え方が母とはまるで違っていて、それを母も私も理解できず、結局片意地な子どもに見えたのだろうと分かる。教師である母にとっては、「明るく社交的」な子どもがいい子であり、私はそこに属さなかったのだろう。すぐに友達を作り、明るく社交的で聡明、かつ愛嬌もある妹と比較すると心配でもあったのだろうと、大人になった今だから分かる。
でも、私はどこまでも異端児だったし、いまでもそうだと思うし、それを変えろと言われても無理なのだと、やっぱり大人になって分かった。
空想的で、子どもの頃は級友たちのグループ、とにかく人間のネットワークに溶け込めず、中学の頃にはクラス委員をやる一方で、休み時間は一人で居る方を好んでお弁当もひとりで食べていた私は、確かに異端なんだろう……。見えないものと話せることを望んだり、樹や苔むした岩に話しかけたり。イタリアに行ったときの影響で(なにしろ向こうは食肉はかなり「原型」を留めているし、なにより、私が行ったフィレンツェではうさぎを食べる習慣があった。)ほぼ完全に菜食主義になってしまったり。神経質なのだと分かっているけれど、嫌なものはイヤなんで、どうしようもない……。一番悪いときは、卵もクリームもダメだったんだから。出汁や、自分の皿から肉を排除するだけでなんとか食べられるようになったんだからこれ以上は無理強いして欲しくないんだけれども、やはりそれだって両親からは、理解の片鱗も示されない。つまり、まあ、そういうこともあるよね、という程度の!ほんの軽い同意さえ、得られない。ちなみに妹も肉魚を食べないけれど、それは極度のストレスのかかる仕事のせいで、アレルギー体質がぶりかえし、体調不良になるからだけれども、これは同情をもって承認されている。………不公平だ。
話が逸れた。
つまり、何故書いているかと言うと、結局私は私であり、人形を好むのも(母と妹は興味がない)ぬいぐるみが好きなのも、バラの花が好きでも体調の関係であまり世話ができなくても、ハクがどうしても必要なのも、そして、結局社会に順応できない困った人間なのも、ひっくるめて同じところからきているのだという結論に、何となく達した。この本を読んだから、というと大袈裟だけれども、吹っ切れたのも確かなので。

僕は、そして僕たちはどう生きるか

僕は、そして僕たちはどう生きるか

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2011/04
  • メディア: 単行本


梨木香歩さんは、今までも、比較的社会のアウトサイダーである人を主人公にしているように思うけれども、これほどに顕著に、社会と自分を切り離して生きる、生きざるを得ない人が書かれた本は初めてではないか、と思う。
主人公は十四歳の少年。ごく普通の中学生であって、それでいて、両親の職業柄か、非常に聡明。対して、けれど「一人で生きる」事を選んだ学校に行っていない頭のいい親友。二人の間には、友情と、学校に行かなくなった理由を自分にさえ言わなかったことへのわだかまりが踞っている。そして、主人公の「安定しない職業」染織家である大らかな叔父、一人で生きている少年の、対照的に、おそらく社交的で乱暴でさえある従姉と、影のように出現する「インジャ」。最後の彼女まで行くと、現代社会というものの醜さと、それが一人の「子ども」をどれだけひどく破壊できるか、という例のようで、怖い。けれども、他の登場人物の誰もが、「中学生」と言われて思うような、子どもらしい単純な友情、健康な純真さや、仲間意識といったものを持っていない。聡明すぎる、という特質はどうであれ、繊細すぎる(脆弱すぎる、と書いた方が今の時代に適しているかも)感性を持つがゆえに、
どこかアウトサイドに立たざるを得ない。
私は、主人公の少年のことを、彼がどうしようもなく恥じた部分を、中高時代の自分の内面に似ている、と思ったし、親友のことを、本来の自分に似ていると思った。彼が受けた教師からの精神的暴力の残虐さは、私が受けたクラスメイトからのいじめと担任教師の連携とは全く異質だけれども、信用に値するべき大人が、敵だったという点では共通する。あるいは、彼の従姉は、私にとっては理想的な「姉」なのかもしれない。そう思ったからこそ、単純な感想を抱くのは難しい。
前作の、
ピスタチオ

ピスタチオ

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: 単行本


の主人公の女性も、アウトサイドといえばアウトサイド、辛うじて社会とつながっているような部分があって、他人のような気がしなかった。もちろん、彼女には、結婚していないとはいえ、固定したパートナーはいるし、きちんとした収入もある立派な自立した女性だけれども。
自立していない、あるいは、子どもであるから自立し得ない部分が、病気を理由に自立し得ない自分と重なって、今作のように身に詰まされる思いを感じたのかもしれない。

どちらにせよ、自分であるということは、心も身体も頭も全部ひっくるめて自分であり、主人公のように「学校用の自分」と「家用の自分」を使い分けても、本質的には変わらない、ということだと思った。
そして、ここに書いている時点で、どんなことであろうとも、「書く自分」になっていることもまた、認めなくてはならない。
布団の中で蹲っている「自分」が、どうにも耐えられなくなってこの画面を開いた瞬間、自分は「書く」という行為に特化されているのだから。

読む人がいると知っている以上、これは否定できない事実、なのです。
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歯が痛い……。 [本]

どうやら智歯周囲炎らしいです。ただし初期。
でもついでにリンパ腺が腫れたりして色々痛い……。痛いのには耐性があるつもりですがものにはやっぱり限界とゆーものがあるのです………うぐ。

ここのところ、資料集め兼ねて漢詩と
楊貴妃伝 (講談社文庫)

楊貴妃伝 (講談社文庫)



を読んでます。井上靖さんの文章は読みやすいけど………運命に翻弄されたというよりも、むしろ彼女が権力になげやりな感じを受けて、面白いなと思いました。彼女の意思とは全く違うところで権力の流れがおきているのに、原因は彼女。確かにすべては彼女が原因なんだけれども、面白いくらいに彼女自身の意思や感情は関わってないのがなんとも……。

白楽天100選 (NHKライブラリー―漢詩をよむ (129))

白楽天100選 (NHKライブラリー―漢詩をよむ (129))

  • 作者: 石川 忠久
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本


こっちも読もうかしら。多分長恨歌は入ってるでしょう。

あとは最近読んだ漫画??

会長はメイド様! 12 (花とゆめCOMICS)

会長はメイド様! 12 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 藤原 ヒロ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2011/02/04
  • メディア: コミック


ものすごくいい加減なきっかけで読みはじめたコレ。
まあちょっと可愛いし学園ものは最近珍しい〜と思っていたら、どうも「身分違いの恋」に化けてきてかなり唖然。うーむ。単なる万能キャラで終わらせるかと思ったのにバックヤードを出してくるとわ。編集主導のような気がするんで気になりますけどねー。むしろ謎の変態のままのが面白かったんじゃないのか。。。いいけど。

あーとーはー。


スキップ・ビート! 27 (花とゆめCOMICS)

スキップ・ビート! 27 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 仲村 佳樹
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2011/02/18
  • メディア: コミック



えーと。……………始めから終わりまで二十四時間経ってません!(笑)
以上(笑)
突っ込みどころは山盛り過ぎて突っ込めません。

ああ、どうでもいいけど頭が痛い…………。

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間もなく重陽だというのに。 [本]

天は秋でも地上は灼熱地獄。起きてるだけでうんざりです……。

気分転換に本を読むにもなかなか辛いものがあります。読書の秋なのに、残暑どころか真夏。菊もひからびて、重陽の節句もあったものではありません。庭の酔芙蓉の花が咲きはじめましたが、真っ白なのは朝早くだけで、あっという間に赤く染まってしまいます。




復刊ドットコムで復刊した佐藤さとる全集。届いたのはかなり前ですが、忙しかったのと体調が悪かったのとで読むのがのびのびに。。。
小学生の頃から大好きだったコロボックルシリーズ、久しぶりに読みましたがやっぱり面白いです♪これよりよく出来た和製ファンタジーはまだないんじゃないかな。梨木香歩さんの西の魔女が死んだ (新潮文庫)とか裏庭 (新潮文庫)とかは、ファンタジーとしてはよく出来ていると思うけれども対象年齢がちょっと高い(たぶん高学年以上)し、柏葉葉子さんの霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)
なんかは、大人にはちょっと手にとりにくいものがあるかなと思うのですが。コロボックルシリーズは、内容はごく易しいのに読み込めるところがすごいと思うのです。なにがすごいって、どこまでも舞台が「現実」だということ。だから、コロボックルの存在はものすごく現実味があります。居てもおかしくないよね、と、この年になっても思える(たとえ私が少々夢見がちだとしても)リアリティーが、なによりも素晴らしい夢なのかもしれません。

こんなのを読みながら、八人のいとこ (角川文庫)とか、赤毛のアンシリーズのまとめ読みとかもしていますが………こっちはこっちで古き良きアメリカでなくカナダの「理想」を描いていて興味深いですね。赤毛のアンはそれこそ「バイブル」ですが、あれはシリーズを通し読むとすごいシンデレラストーリーなんですよね。孤児院から来たきちきちの服を着た痩せっぽちのアン(with E)が、上級学校を出て教鞭をとり、大学を出て(当時から考えると結構凄いことです)、校長としてしばらく学校を取り仕切り、結婚して順調に上昇気流に乗って、「炉辺荘」の最後では結婚記念日のプレゼントとしてダイヤモンドのペンダントをかけられ、ついでに学会への出席のためにヨーロッパ旅行にいく話まで出てます。アンが主人公なのはここまでだけれども、アンの末娘リラは、外出するのに絹のストッキングをはき、常にきれいな装いをしていて、一家の生活水準を物語ってます。車まで買ってるし。
読んでいると、アンは当時の娘たち、女性たちの夢をのせて育っていったんだろうな、と、すごく思います。…………ふられてもふられてもふられても延々と諦めなかったギルバートの辛抱強さというか我慢強さというか……それも賞讃に値しますが(笑)いまだとストーカー呼ばわりされるのかしら。
まったく、散文的な世界になっちゃったものです。
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途方も無くへろへろ。 [本]

とほーもなくへろへろです。
風にそよぐ稲が憎くなるくらいに意味不明にへろへろ………ちなみにこの辺は早稲なのでもう穂がついてます。緑の絨毯でなくて、黄色に近い黄緑の絨毯。
ストレス解消に本を読んでたんですが。

植物図鑑

タイトルからはあんまり想像できないくらいラブストーリー。この人の男性キャラってだいたい無造作でかっこいいんですが、自衛官とかそのあたりとは全く違った方面でイツキはかっこいい。
少女漫画とか少女小説とは違う大人のラブストーリーなのにかなり甘酸っぱいのは、多分イツキのせいだと思うんですが。道草話もいいんですが、二人の会話のテンポとか、関係が変わっていくにつれて口調や言葉遣いが変わっていくその空気感が絶妙です。
ちなみにこの著者独特の言い回し?も文章のアクセントかなと。
あ。最後に乗ってる番外編?短編?がかなり切ないなーと。でも杏菜ちゃんが可愛いので是非報告に行って欲しいなぁ。
自衛隊ものは……短編集は読んだものの怪獣が怖くて長編が読めません。
ううむ。特に海の底が気になるんだけど………誰か情報ください。
ちなみに

ラブコメ今昔

これに出て来る吉敷一曹と千尋ちゃん二尉が異色で好きかも(笑)最初の話で無表情でへろっと辛辣に二尉を紹介してるくせに、実は、な吉敷君、侮れん。(笑)
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久々に面白かった本。 [本]

本の濫読中毒の母が図書館から借りて来た本。
今回は、その中に、連載途中で変えてしまった新聞の連載小説の単行本があったんで興味を持ってたんですが、それより、母がくすくす笑いながら読んでるのが気になって読んだ本が面白かった。
これ、一回めより二回め、二回めより三回めのほうが面白そうというかなりお得な本ですよっ。

阪急電車

阪急電車




もちろん電車ものなんかではなく、電車で交錯する何人かの物語。
それぞれに味があって楽しい♪
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モンゴメリの光と影。 [本]


もつれた蜘蛛の巣 (角川文庫)

もつれた蜘蛛の巣 (角川文庫)





青い城 (角川文庫)

青い城 (角川文庫)

  • 作者: モンゴメリ
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: ペーパーバック



幻の作品と銘打って文庫化されましたが、村岡花子さんが翻訳されていないところを見ると、彼女の琴線には触れなかったの、ということなんでしょう。
ジェーンとかエミリーとかありますが、私にとっては「アン」がバイブルです。
eのついたアンは永遠の少女であり、輝き続ける星であり、炉辺荘、そしてアンの末娘が主人公になる最終巻に至るまで、アンは絶対の存在力をもつ美しい空想と幻想の象徴です。アンへの憧憬は、彼女の稀な感性、美しい精神、そして素晴らしい想像力と空想と美しさへのあくなき愛への憧れです。
アンのシリーズは、彼女の感性と同様に、美しい香気のヴェールを纏っているかのようです。それは、第一次大戦を描き込み、時には涙なくしては読めない最終巻でも同じことです。

ところが。

上の二冊は、そういった美しさとはさっぱり無縁です。
「青い城」は、辛うじてそういった想像力をもつ主人公がいますが、その周辺ときたらアンの周囲の美しさとは異質、そして主人公の切れ加減ときたら………思わず笑わずにはいられないレベルに達しています。
「蜘蛛の糸」は、それこそ、アンじゃありませんが「想像の余地が全くないわ」です。むしろ当時のこの階層の人々の精神性、社会性がある面ではっきり見ることのできる史料価値があるのではと思ってしまうくらいです。
それがモンゴメリの幅の広さなのでしょうが、蜘蛛の糸の苦痛に耐えきれず、アンを読み返さずにはいられませんでした。
同じように、家ごとの問題や揉め事はあるけれど、アンのフィルターにかかればすべて美しく輝き出すのです。たくさんの本を読みましたが、やはりこれほど魅力的な少女は他に知りません。
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